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福島市のマンションに住む祖父が孤独死。売却に向けた特殊清掃の内容とは?

1人で暮らしていた祖父が突然死…。

福島県福島市のマンションに住んでいた祖父が、誰にも看取られないままこの世を去りました。

年に数回遊びに行くことはありましたが、最後に訪れたときは元気に過ごしていたので驚きを隠せませんでした。

急いで祖父の家に向かいましたが、警察の方が言うには発見が遅れたらしく、部屋の中は汚物や異臭が酷く充満している状態だったようです。

家の中の遺品をいろいろと整理したいところでしたが、このような状況では何から手を付ければいいか分かりません。

そこで、部屋の清掃から遺品整理まで作業をしてもらえる業者をスマホで探しました。

するとリスクベネフィットさんのホームページに辿り着いたのです。

公式サイトには、特殊清掃や遺品整理に関する実績が数多く掲げられていました。

「リスクベネフィットさんならなんとかしてくれるかも」と思った私は、すぐに電話で問い合せてみました。

全てが初めての出来事で、現状をうまくリスクベネフィットさんの担当の方に説明できたかは分かりませんが、親切に電話対応をしてくださったのでとても安心できました。

 

1.リスクベネフィットさんの確認作業

まず最初に業者の方々は二次感染予防対策のため、作業前の処置を行っていました。

そして、リスクベネフィットさんオリジナルの【RB酸水】の散布と【オゾン】を使用したダブル除菌を行いながらの現状確認が進んでいきます。

どうやら私の祖父は、分譲マンション一室の畳の部屋に敷いていた布団の上で亡くなったようでした。

つまり、主に寝室として利用していた部屋の畳と布団が清掃の対象となりました。

祖父の部屋の確認が終了し、いよいよリスクベネフィットさんによる特殊清掃がスタートします。

ここまでの一連の作業においても、業者の方々が原因と対処法をいち早く突き止めてくれたため、「流石だな」と感じました。

 

2.汚染された布団の撤去作業

まずは、汚染されている布団の梱包作業から手を付けていただきました。

業者の方が確認作業の段階で目を付けていた通り、畳にも汚染が確認されたようです。

畳を上げるために大きな家具を移動させながら、畳のさらに下にある荒板を確認していました。

幸いなことに汚染は畳までで止まっていたとのことです。

布団の処分と同様に、汚染された畳もラッピングした状態で撤去されていきます。

私も撤去作業のお手伝いをするため、業者の方にまとめていただいた荷物から必要なものと不要なものを選別していました。

中には不要となった電化製品もありましたが、リスクベネフィットさんが適切な処理を行ってくれるため、心配もありませんでした。

 

3.売却を目指した清掃作業

今回はマンションの売却を目指していたこともあり、入念な消臭作業を行っていただきました。

壁と天井のクロスを剥がし、リスクベネフィットさんが開発した消臭剤ダンボを噴霧しながらふき取り作業を丁寧にしていたところが印象的でした。

さらに、同じくオリジナル薬剤であるアクティボ・パンサーが設置され、大量のオゾンガスで消臭が施されていきます。

売却までの間に臭いの吸着が起こる可能性を考慮したとのことで、祖父が亡くなったスペースに死臭吸着RBシートが敷きつめられていました。

 

このようにさまざまな工夫を凝らして完全消臭していただき、遺品整理後に納品いただきました。

丁寧かつ確実に汚物除去や消臭をしてくださった業者の方に対して、感謝の思いでいっぱいです。

本当にありがとうございました。

  • 作業: 特殊清掃(孤独死現場+遺品整理+消臭)
  • 人数: 4人
  • 日数: 3日
  • 参考費用: 576,374円(税込)